twosanの忘備録

銭湯、旅行、乗り物とかが多くなるとおもう。

旅行に行って来ました。松江編1

てんてこてんてこてんてこまいで、なかなかブログを更新出来ていませんでした。8/8から13まで、山陰地方に行ってきたのですが、疲れも取れないまま、日帰りで房総半島を巡るなどしたため、慢性的な疲労感に苦しんでいます。常に体の節々が痛い。

今回の旅の目的は大きく2つでした。一つは松江にいる友人に会いにいくこと。もう一つは今の韓国を見に行くこと。結局どちらも期待以上に楽しく、そして大事なことを思い出す旅になりました。

 

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「です、ます調」は画面の向こう側の誰かに報告しているような気分になる。一方「だ、である調」はつぶやきだ。つぶやきは言ってみれば心の漏れなのだが、それは自然に漏れるばかりでなく、漏らしたくなる時もある。(むしろ現代では「漏れ」より「漏らし」の方が多いのかもしれない)。

今回の旅で感じたのは自分の精神的な老いであった。東京から米子までの普通列車の旅、松江から下関、そしてフェリーで韓国へ渡韓。かつての私には耐えられない苦痛だったであろう。実はこれまで「各駅停車の旅」の良さがあまりよく分からなかったのだ。青春18きっぷの良さは安さでしかなかった。あと何駅、今どこ駅なのかに気が向いていた。それが不思議なことに、今回は苦痛だと感じなかったのだ。松江から下関まで、半日がかりの優雅で贅沢な山陰本線の旅を、ぺろりとたいらげてしまった。時間の流れがもはや若くない。そんな嘆息をとても「です、ます」調で語る気にはなれない。

 

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高田馬場4:38発の電車に乗らなければいけないのに、起床したのが4:20。いわゆる寝坊。幸い荷物はまとめてあったので、顔を洗ってダッシュしました。早朝の山手線はキャリーバッグやリュックサックを持った学生が多く、夏休みなんだと実感させられました。今回高田馬場から松江まで普通列車で行くことにしました。前回の記事で松江までどう行こうか悩んでると書きましたが、やはりお盆の時期ということもあって、サンライズ出雲号の空きが出ることもなく、航空券の値段も上がっていく一方だったので、普通列車の一択となりました。

高田馬場→品川→小田原→熱海→浜松→豊橋→名古屋

というルートでとりあえず名古屋を目指すことにしました。名古屋からどうするかは完全に未定でした。問題は熱海から浜松まで座れるのかということ。この区間は列車の編成が短い上に、旅客が途切れることがないので混雑し、ずっと立ちっぱなしになることもあると脅されてきました。そのためこの区間を真っ向勝負することはいままで避けてきました。かつては東京発静岡行の列車があったため、これを利用したり、夜行列車でスルーしたりとうまく回避しましたが、今回は初めて戦いに挑みます。

結果からいうと名古屋まで問題なく座ることが出来ました。ただその代償として、この区間の写真はまったく撮っていません。乗換駅では常に小走りでした。そんなわけで旅の報告は名古屋からになります。次に続きます。