twosanの忘備録

銭湯、旅行、乗り物とかが多くなるとおもう。

「わたしの好きな歌」その1

今週のお題「わたしの好きな歌」。毎日聞きたくなるような歌、たまに聞いてなつかしくなる歌、歌詞がグッとくる歌、歌詞なんてよく分かんないけど聞いちゃう外国曲、どれも全部「わたしの好きな歌」だ。このテーマは長続きしそうなので、「その1」にしておく。では1曲ずつ。

 

銀杏BOYZ 『青春時代』

www.youtube.com

「何で生きてるんだろう」と戸惑うことは、まぁよくある。何をしても楽しくない時期もまぁある。そんなときに聞く曲。

「あああ 僕はなにかやらかしてみたい。そんなひとときを青春時代とよぶのだろう。」

自分の人生の根本はおそらくここにある。トランプの大富豪で、自分には全然有利じゃないんだけど、同じカードを4枚出して、「革命」をしてしまう、あの感じ。(なんかショボい例えだな・・)。やらかせない人生はキツい。

 

THE BLUE HEARTS 『情熱の薔薇』

www.youtube.com

誰でも聞いたことあると思う、有名曲。定番曲。しかし歌詞は決して定番ではない。

 

「永遠なのか本当か、時の流れは続くのかいつまでたっても変わらない、そんなものあるだろうか。見てきたものや聞いたこと、今まで覚えた全部、デタラメだったらおもしろい。そんな気持ち分かるでしょ。」

 

分かる。今ある「あたりまえ」を変えたい気持ち。やらかしたい気持ち。

 

「なるべく小さな幸せと、なるべく小さな不幸せ、なるべくいっぱい集めよう。そんな気持ち分かるでしょ。」

 

それも分かる。いつもいつも青春時代を生きていたら疲れる。

 

「答えはきっと奥のほう。心のずっと奥のほう。涙はそこからやってくる。心のずっと奥のほう。」

 

この曲の作詞作曲を手掛けた、甲本ヒロトの見解。何かやらかしたい。でも自分の身を守りたい。そんな葛藤があるときは、心のずっと奥のほうを訪ねろと言っている。

 

「情熱の真っ赤な薔薇を。胸に咲かせよう。花瓶に水をあげましょう。心のずっと奥のほう。」

 

・浅川マキ 『こんな風に過ぎて行くのなら』

www.youtube.com

前の2曲はですっかり興奮しきったところで、こんな曲を聴く。

「今夜程さみしい夜はない。きっと今夜は世界中が雨だろう」

心が弱っている時、「頑張れ!」という救いが欲しくなる。そんな時音楽は麻薬のように働く。音楽は魔法なのか。頑張ったって、やらかせない人はたくさんいる。心のずっと奥のほうに薔薇が咲いている人は、恵まれているのかもしれない。

心が弱っている時、「頑張れ!」という救いは要らない。と思うこともある。そしてとことん、とことん地の海の底にまで落ちたくなる。もっともっともっと弱くなりたいという気持ち。そんな気持ち分かるでしょ。

そんな時、浅川マキに救われる。海の底に引っ張っていってくれるような感覚。

 

 

大森靖子 『音楽を捨てよ、そして音楽へ』

www.youtube.com

「音楽は魔法ではない。でも音楽は」